Poderosaは、フォントにはこだわっています。ターミナルの印象のかなりの部分がフォントで決まりますし、ユーザごとの好みも大きく分かれるところです。
例えば、私(岡嶋)のお気に入りのフォントの1つはInconsolataですが、これがインストールされているシステムは多くありません。また、多くのフォントでは、フォントファイルそのものをソフトウェアに同梱することはライセンス上禁止されていることもしばしばあります。
そこでPoderosaでは、あらかじめ一定のサイズでレンダリング済みのフォントを画像として保持し、ターミナル表示用のフォントとして利用できるようにしています。もちろんシステムにインストールされているフォント(等幅に限ります)を使うこともできます。
画像として組み込む機能を持ったことで、このようなエキゾチックなフォントを持たせることも可能になりました。
これは映画「ターミネーター」のテイストです。
この分野はまだ研究のしがいがあるところですので、ご意見をPoderosa本体のフィードバックツールからお寄せください。
場合によっては、ユーザが作成したフォントやキャレットを公開して他のユーザが共有する、というような仕組みを導入するかもしれません。